2007年09月03日

下宿への寄り道

今日は、終日、今治にて。
日頃、お世話になっている企業と支持者の皆様へのご挨拶に伺う。

寄り道がてら、高校時代の下宿先を訪ねてみた。
何年ぶりだろう。

大家さんは、あいにく留守で、お会いすることができなかったが、
裏に回ると、私が過ごした部屋、というか、離れ、は健在であった。

その4畳半のレイアウトも、カーテンの色も、はっきりと覚えている。
押入れの、昭和のにおいも、くっきりと蘇る。
出入りしたあの人この人、あのシーンこのシーンが、浮かんでは消え。

高校時代の3年間を過ごしたこの場所は、ある意味、私にとっての聖地である。

奇しくも、ちょうど26年前の、夏休み終了間際の、この時期。
今は亡き私の恩師が、突然にしてわざわざ、この下宿まで足を運んでくださった。

進路は、どうするんぞ。

そう言ったきり、私の話を最後まで、頷きながら聞いてくれたこと。
そして、就職に気持ちが傾きかけた私に、大学進学の決意を固めさせてくれたこと。

がんばれよ。
人懐っこい笑顔で、そう言って、帰られた。

深々と、感謝の気持ちが、蘇る。

進学先と、その先に連続する、数々の出会いによって私は、今にたどり着くが、
もし、あの家庭訪問がなかったら、今の私は、確実に、いない。

ここが、起点だ。
他人に感謝することの大事を教えて頂いた、この場所が、大人へのスタート地点だ。

おそらく10数年ぶりの、この場所で。
坂の上の雲をめざして、恐れずに突き進んだ、あの時と同じように。

あらたな坂道の登攀に際し、立ち寄るべくして立ち寄った、
そんな意味と必然性を感じた、寄り道であった。

そして、額の汗をハンカチで拭いながら。
感傷に浸る気持ちを振り切り、次の訪問先へと向かった。

(写真は、本日訪れた、日本食研KO宮殿工場/ご参考URL⇒ http://www.nihonshokken.co.jp/main.html )

  
Posted by HK at 21:15Comments(0)TrackBack(0)活 動 日 記