2007年10月13日

なるほど、道理

本年のノーベル平和賞に、アル・ゴア前アメリカ副大統領が決定した。
久々の明るい国際ニュースであり、まずは、満腔からの敬意を表したい。

受賞理由は、地球温暖化問題の深刻を、全世界の共通認識に引き上げた点といえよう。

ゴア氏は、その受賞声明で
「地球の真の危機に直面した今、この問題は全人類にとっての道徳的・精神的課題だ」
とし、賞金約1億8,000万円は全て寄付するという。

私は、本棚から、氏の「不都合な真実」を取り出し、久しぶりに読み返してみた。

あらためて思うのは、人生の道理についてであった。

彼の、政治家を志す気持ちの芽生えは、上院議員の父君へのリスペクトからであり、
環境問題への蒙を啓いたのは、大学時代の恩師・レヴェル教授との出会いにあり。

それを、政治家としての自身の、最重要のライフワークと決めたのは、
息子さんの瀕死の事故と、そこからの奇跡的な生還、という究極の体験を通してである。

私なりの解釈だが、彼は、有限の中に無限の喜びを見出したのだと思う。

限られた人生の中で、本当に大事なものは何か。
政治家として、自身唯一に由来する最も重要なテーマは何なのか。

世界と人類の現在と永遠に対して貢献する、そのテーマこそ、環境問題である、
と自覚したとき、彼はその後の人生に迷うことはなくなったという。

なるほど人生というものは。

歩む人それぞれに、また時々に、理由があり、やがてそれぞれの道になるのだ。
なるほど、道理で・・・。そう、思った。

ゴア氏が、ノーベル平和賞を受賞したというのは、彼の人生を振り返ると必然であったし、
仮に受賞がなかったとしても、彼の道理に対する賞賛は些かも色褪せるものではない。

さあ、ここからは、私たちの番である。
もはや、目は啓かれた。

今、目の前にある危機に対して、どのように立ち向かうのか。
私たちの子孫のために、地球の未来のために。

NO IMAGINATION,NO LIFE。

地球温暖化の当事者として、人類の一員として、
しっかりと決意し、行動に代えてまいりたい。  
Posted by HK at 23:59Comments(0)TrackBack(1)活 動 日 記