2007年10月27日

格差の、視察

胸のすく、秋晴れの本日。

終日、山本ひろし参議院議員と雲峰松山市議に同行し、中島・津和地島を訪ねる。
へき地としての離島における、医療・介護・農水産業の現場視察が、目的だ。

そうした我々の意向に、休日にも関わらず、ご同行頂いた松山市職員の皆様と、
ご案内を頂いた各施設関係者の皆様のご協力に、心より感謝を申し上げたい。

それぞれの現場に立ち、貴重なご意見・ご要望をお伺いする。
実際に見て、聞いて、肌で感じることが、どれほど大事か、あらためて思う。

1日の所感を要約すると。

医療については、万般にわたり一律の、国のマネジメントは、もはや不可能と、確信する。

地域に関わらず国民の生命の安全は、最低限、一律に保障されねばならない。
しかし、へき地では。

例えば救急医療対策の整備不十分など、その最低限をさらに下回る危うい状況を、
だましだまし過ごしている、過ごさざるを得ない、というのが実状だ。

公平とすべきは、制度の一律ではなく、生活の安全保障の一律だ。
介護・農水産業についても、同様のことがいえる。

同じ市内で、一律の介護保険料を負担しているにも関わらず、
へき地であるために、質量とも、受けられるサービスが限定され、差別が生じているという現実。

原油高に伴う燃料費の高騰と、台風被害など天災に関する自衛努力の限界に、
制度と財政的な理由から行政支援が切り詰められ、あるいは施されなくなる、という現実。

要するに、全国を一律に運営できた時代は終わったのだ。
今、私たちは確実に、いわゆる、格差社会という時代に生きている。

今日の視察は、格差の視察であったといえよう。
それは、地域間格差であり、医療・介護格差であり、経済・雇用格差であった。

いうまでもなく健全な競争による格差は、是だとしても。
競争以前の、最低限度の生活や、生命財産の保障、といった基本的人権に関わる格差は、あってはならない。

それが、あるのだ。

というところから、政治のあり方を見直さねばならないし、すぐに手を打たねばならない。
ここは正に政治の出番だし、今が公明党の本領を示す時であることを、強く、深く自覚する。

1日は、あっという間に過ぎ。
船に乗りこみ、見送る人々に手を振りながら、帰路につく。

奇しくも、本日は、国会・県会・市会議員が揃っての視察となった。
あらためてながら、公明党は、ネットワーク政党である。

今日頂いた、あまりにも多くの、そして切実なるご要望を共有し、その強みを生かして。
それぞれの立場に敷衍しながら、解決に向けて執念を持って取り組んでまいりたい。

波に揺られながら、潮風に吹かれながら、それぞれに誓いあった。

(写真左から、山本参議院議員・雲峰松山市議会議員・私)  
Posted by HK at 23:59Comments(0)TrackBack(0)活 動 日 記