2007年11月29日

12月定例県議会、初日

今日から、12月定例県議会が始まった。
会期は、12月13日までの15日間。

今回、上程された議案は、県職員給与改定に伴う補正予算案など16議案で、
予算総額は10億5,778万円という、超緊縮規模である。

その議案説明に先立ち、加戸知事から中期財政見通しの発表があった。
その厳しさを要約すると。

何の措置も講じなければ、今の行政サービスを維持するのに、
2008年度で287億円、2009年度で338億円もの財源不足が生じる、ということだ。

その主な要因は、2つ。

三位一体改革で地方交付税・国庫支出金が大幅に減少したことと、
公債費という、過去の借金返済費用が増えたこと、である。

この危機を乗り切るためには、更なる思い切った歳出削減が必要だし、
官民上げて、個人も企業も、新たな収入を増やさなければならない。

歳出削減の意味では本日、県議会・会派代表者会議で、今任期中の海外視察の自粛が決定した。
これによって、4年間で4,700万円の歳出減となるが、まだまだ財源不足解消にはほど遠い。

その厳しさに背筋が凍りつく、議会初日となった。

夕方。
雲峰松山市議とともに、市内の支持者宅をお伺いした。

以前お受けした、河川改修に関するご要望に対するご報告だったが、結局のところ、
危険度の高さによる選別を行わざるを得ないといった、財政事情のご説明となった。

心苦しい内容にも関わらず、最後までじっくりと聞いてくださり、又ご理解も頂き、有難くてならない。
こうした痛みを共有してくださる方々のためにも、財政再建を急がねばならない、と決意を新たにする。

今日お伺いしたその方は、御年80歳。
20代の頃から、民生委員を始め、地域のあらゆるお世話役を務められてきたそうだ。

そして、今なお現役で、児童を対象とした食育体験学習の講師やボランティアなど、
地元になくてはならない中心的存在として、ご活躍されているのである。

心から頭が下がるとともに。

その方の、半世紀にわたる地元貢献の歴史と生き様に、大政治家を仰ぎ見る思いがした。
議員こそは、このように生きるべきなのだ、と。

人生の大先輩の生き様に触れ、財政再建にひるんでいる場合ではない、戦え!と、
自身の一念を叱咤し、鼓舞させられた、強く印象に残る1日となった。

(写真は、県庁内の、歴史あふれる公衆電話)  
Posted by HK at 23:59Comments(0)TrackBack(0)活 動 日 記