2008年07月07日

知らなかったこと、知ったこと

今日は、常任委員会の、日。

私が所属する文教警察委員会は、

午前、県教育委員会、
午後、県警察本部、

の順で、
それぞれを所管して開催された。

まず、県教育委員会に対して。

会派の笹岡議員の一般質問を受けて愛媛国体関連、
そして、県立学校再編整備計画、学校耐震化促進、

学校支援地域本部事業に関して、
それぞれいくつか質させて頂いた。

午後の、県警察本部では。

高齢者の交通死亡事故、ネット犯罪について、
対策その他の要望を質させて頂いた。

詳細は、明日の朝刊もしくは会議録に譲りたい。

引き続き、15:30からは、
議員親交会の主催による講演会が開催され、参加した。

講師は、フロリダ大学准教授の、藤田士朗医師。
タイトルは、「修復腎移植について」であった。

修復腎移植、とは、
いわゆる病気腎移植のことを指すのだが、

藤田医師に言わせると、

病気の箇所を修復したという意味では、病気ではない、
という意味で、正確を期した表現を使いたい、とのこと。

であるので、ここでは修復腎移植と綴る、が。

今、日本では、本県の市立宇和島病院・宇和島徳州会病院にて
万波医師らが行なった修復腎移植手術が問題となっている。

それは、

現時点で国が認めていない手術だからであり、
かつ、保険が適用できないはずなのに、これを不正請求した、

というのが、厚労省・日本移植学会の見解で、

今後、監査結果によっては、保険医や保険診療機関の取り消し、
といった制裁が行なわれる可能性がある、という状況なのだ。

それに対して、藤田医師の結論は、極めて明快、だった。

簡潔にまとめると。

医学的見地から言えば、
修復腎移植手術のほうが、透析治療よりも生存率が高い、
というのは明らかで、国家的医療費抑制にも大きく貢献できるし、

腎不全患者の立場に立てば、
透析治療にかかる拘束から解放され、生活の質と満足が高まる。

つまり、

患者本位から出発し、その本人と国家利益双方に資するのであれば、
行政はためらうことなくそうした政策を拡げるべき、というものであった。

知らなかった。
そして、無知であることは無責任、と知った。

ひと頃は、マスコミを挙げて連日、バッシング報道が続いたこの問題。
つくづく鵜呑みはいけない、事実の検証を怠ってはならない、と痛感した。

そうしてみると。

現実生活に直面した判断が問われる毎日にあって、私の場合、
見ることも、聞くことも、調べることも、山のように、ある。

怠らず知見を磨くべし、である。

(写真は、フロリダ大学准教授・藤田士朗医師の講演風景。)
  
Posted by HK at 23:59Comments(1)TrackBack(1)活 動 日 記